HOVLAND Japan
Snowskate
Assembling
and Setting
スノースケートの組み立て方法とセッティング方法
スノースケートの組み立て方法とセッティング方法を解説します。
スノースケートはセッティングで大きく乗り味が変化します。サブデッキまたはトップデッキのビスホールの位置をひとつ変えるだけでも明らかな効果を得ます。
最初はセンターホールで標準的な乗り味を感じていただき、その後ご自身が考えるセッティングを組み替えてお試しいただくと良いです。
色々試して自分流のセッティングを発見してください!
スノースケートの組み立て方法
- 使用するビス類は六角ボルト・ワッシャー・プラスボルト・ボルトナットがそれぞれ4つ。
- 工具はプラスドライバーと10mmレンチ。六角ボルトはソケットタイプのレンチが使いやすい。
- 先にサブデッキに六角ボルト・ワッシャーを使用してトラックを取り付ける。センターホールが標準的なセッティング。
- トラック側面の傾斜がある側が外向きになる様に取り付ける。ノーズ・テール両サイド取り付ける。
- トップデッキのホールにプラスボルトを先に通し、ボルトの先端をトラックホールへ挿入。そしてボルトナットでしっかり固定。
- 全てのボルトを再度しっかり閉めたら、組み立ての完成。
- 最後にリーシュコードをリーシュホールに通す。
スノースケートのセッティング方法
スノースケートのセッティングをカスタムできる場所は以下です。
これらのポイントをアレンジして、自己流のセッティングに仕上げます。
・サブデッキのホール
・トップデッキのホール
・トップデッキのサイズ
・トラックの高さ
最初はスタンダードなセッティングを試し、ライディングのフィーリングからカスタムしたいポイントがあればセッティングを変えるという進め方が良いです。

サブデッキのホール
中心のホールにトラックを接続するのがスタンダードなセッティングです。
トップデッキの最長のホール幅を超えない間隔でトラックを取り付けてください。
ノーズ側のホール
ノーズのフレックスを柔くする場合は一段テール側へトラックを接続
ノーズのフレックスを硬くする場合は一段ノーズ側へトラックを接続
テール側のホール
テールのフレックスを柔くする場合は一段ノーズ側へトラックを接続
テールのフレックスを硬くする場合は一段テール側へトラックを接続
トップデッキのホール
中心のホールにトラックを接続するのがスタンダードなセッティングです。
トップデッキで使用するホール位置はトラックの取り付け位置に依存しますので、基本的にはトラック位置に倣って取り付けます。
ノーズ側のホール
ノーズを踏む反応を遅くする場合は一段テール側へトラックを接続
ノーズを踏む反応を速くする場合は一段ノーズ側へトラックを接続
テール側のホール
テールを踏む反応を遅くする場合は一段ノーズ側へトラックを接続
テールを踏む反応を速くする場合は一段テール側へトラックを接続

トップデッキのサイズ
サブデッキのシェイプを基準に全てのモデルがスタンダードサイズを標準として開発しています。
しかしユーザーの身長・体重・足のサイズなどの身体的特徴や、スノースケートのカスタマイズの為に複数のサイズをHovlandは用意しています。
トップデッキサイズを選択する上で最も重要なのは身体とのフィット感です。
カスタムが目的の場合は重量や反応速度などに若干の変化を加える事ができます。
ラージサイズトップデッキ
スピードのあるライディングやパウダーライディングに安定感があります。
サブデッキが長いモデルほど効果的。
面積が大きい分デッキの反応が柔らかくなります。
スモールサイズトップデッキ
身体や足が小さい方にフィットします。
軽量なのでスケートトリックに効果的
面積が小さい分デッキの反応が硬くなります。

トラックの高さ
スタンダードサイズが標準的な高さとしていますが、これにはHovland内でも意見が分かれます。
トールサイズの方が初心者に優しいかもしれません。
迷うならトラックにライザーを入れて、調整する事をお勧めします。
高いトラック
エッジングの反応が速くなり、サブデッキの回転運動が軽くなります。
フリーランでの操作性が増します。
サブデッキが長いモデルほど効果的。
低いトラック
エッジングの反応が遅くなり、トリック系の足のポジショニングでも安定します。
レール・ボックスでの安定感が増します。
サブデッキが短いモデルほど効果的。
メンテナンス
トップデッキは木製ですので、使用後はよく乾燥させてください。
濡れたままで放置したり、屋外で放置するとすぐに傷んでしまいます。
スケートボードと同様にトップデッキは消耗品ですので、ある程度劣化してしまったら新しい物へ交換をお勧めします。
サブデッキは使用前に滑走ワックスを塗布してください。
ワクシング方法はスノーボード・スキーと同様です。
使用後は汚れを落とし、よく乾燥させてください。